栄養たっぷりの葉物野菜

青汁

健康飲料の代名詞的存在

青汁は緑色の葉っぱを原料とする健康飲料の総称で、原料はさまざまです。その中でも特に有名なのがケールです。ケールはアブラナ科の植物で、キャベツの原種とされています。一般のキャベツのように丸くならず葉が開いた状態で育つことから、葉キャベツという別名で呼ばれることもあります。ケールは欧米では通常の食材としてサラダなどに用いられています。生のままだと独特の苦みがありますが、加熱すると甘みが出るため、炒め物やポタージュなどにもよく使われます。一方、日本ではもっぱら青汁の原料としておなじみです。これは、ちょうど世間に知られるようになった頃の青汁がケールを主原料としていたためです。それゆえ今でも青汁の代名詞的な存在となっています。

ビタミンやミネラルが豊富

ケールにはビタミンやミネラルなどのさまざまな栄養素が含まれています。中でもビタミン類は豊富で、ビタミンAはニンジンの約2倍、体内でビタミンAに変換されるベータカロテンはトマトの約5倍という含有量を誇ります。またミネラル類では特にカルシウムが豊富で、含有量は牛乳の約2倍です。さらに最近注目を集めているのが、メラトニンという含有成分です。メラトニンは神経ホルモンの一種で、体内リズムを調整する働きがあります。この物質は夜間に多く分泌され、快適な睡眠を促す作用を持っています。そのため、ケールを原料とする青汁を積極的に利用することで、睡眠不足が解消され、質の良い眠りがもたらされるという効果が期待できるのです。